ステンレスのスプーンでカツオ節ダシの
味見をしていたところ、
陶磁器のお皿から味見をしたのとでは、
味が違ったという経験を元に
金属のスプーンが、料理の味を変えていることを発見。

繊細な出汁の味などを要する和食では
金属の箸を使わないならば
洋食でも金属の道具を使わない方がいいはず。
しかし、フォークやナイフが木製では使い物にならない！
そこで、ステレスより強く、そして金属ではない
ジルコニア・セラミックでカトラリーを作りました。

金属には遷移（せんい）金属の酸化効果と
呼ばれる現象があります。
金属に触れたときに感じる匂い、
それは酸化効果によって分解された、揮発した脂質です。
動物の細胞膜は脂質でできており、カトラリーを
お口に入れると金属臭が発生します。
そして、その金属臭が、料理の風味を覆い隠すのです。

ZIKICOのカトラリーはジルコニアという医療用の陶器製。
カラダに埋め込んでも安全な素材として、
インプラントにも使われており、
食べ物にも、私たちの口にも影響しません。
純粋に料理の本当の風味がわかります。